配当金株を始める前に読む本
投資信託だけでなく、何か別に資産を増やす方法がないか考えたところ、配当金に目が留まりました。
配当金とは、企業が利益の一部を株主に還元するお金のことです。
配当金を貰える条件として、
・企業が配当金を分配していること
・企業が定めた日に株を保有していること
等があります。
配当金のいいところは、株を保有しているだけでお金がもらえることだけでなく、株価が上がったタイミングで売れば、その分の利益も貰えるということです。
「上手くいけば、普通に株を買うよりも多く儲けることがではっ!」
と思った単純な私は、配当金株を始めてみることに。
配当金を始める前に、まずは本を買って勉強することに決め、本屋に向かいました。
そこで、「月曜から夜更かし」という番組で有名になった桐谷さんの本を見つけました。
桐谷さんは、株主優待で食費や娯楽、衣類や自転車までも賄う方です。
また、配当金に関してもとても詳しく、実際に資産が億を超えています。
桐谷さんは、コツコツと資産を築き上げる真面目な方という印象とテレビに出演する有名人ということから、個人的に勝手に信用しています。笑
ですので、「桐谷さんの株入門」という本を購入することにしました。
【1.銘柄の選び方】
銘柄を選定する条件として
・配当と優待の合計利回りが4%を超えていること
・企業の業績が良好なこと
を考えているそうです。
まず、利回りが4%超えとは、株価に対する配当金+株主優待が4%を超えているということです。
なぜ、4%を基準にしているのか。
それは、高利回り(4%)になると、その株を欲しがる人が増えるからです。
私たちと同じように、配当金を目当てにする人はたくさんいます。
株価が上がれば、必然的に配当利回りは下がるので、株を買う人が減少、売る人が増加します。
そうなると、株価は下がっていきます。
株価が下がると利回りは上がるので、今度はその株を欲しがる人が増えてきます。
このように、高配当株は、ある一定のラインまで株価が下がると、配当金目当ての人が欲しがるので、それ以上株価が下がりにくいという現象が起こります。
桐谷さんは、
ある一定のライン=利回り4%
を1つの基準にしています。
次に業績が良好なことです。
配当金や優待は、企業が儲かっているからこそ貰えるものなので、そもそも業績が悪い場合、配当金や優待が廃止になるリスクが高いです。
では、桐谷さんはどのように業績を確認しているのでしょうか。
それは、企業が提出している「決算短信」を見ているそうです。
本では、決算短信のどこを確認するべきかが載せてあるので、是非本を購入して勉強してください!
【2.株の売り方】
実は、株は買う時より売る時の方が難しいと言われています。
「そろそろ売ろうかな」と考えているときに、「いや、もうちょっと上がるかもなぁ」と渋ってしまい、そのうちに、「株価が下がってしまった」なんてことはよくあります。
また、株価が下がった時には「また上がるはず」と思い込んでしまい、株価が下落していくにもかかわらず、売れないままずっと保有している、いわゆる「塩漬け」状態になってしまいかねません。
せっかく儲けることができたはずなのに、売るタイミングを見失ってしまい、利益がでないなんてことはあるあるです。
このようなことにならないために、また損失が出ている状態の時に、どうしていくべきなのか。
桐谷さんいわく、
・損失が出ていても、売らずに配当金でコツコツ利益を得て、プラマイゼロくらいになったら売る
・株価が上昇して、配当利回りが低くなったら売る
そうです。
本では、もっと詳しく売り方が書かれていますが、大まかに言うとこのような感じです。
大事なのは、自分の感情で動くのではなく、こういうタイミングで売ると言う自分なりのルールを作って、それに従うことだと思います。
他にも投資の本を読みましたが、正直正解はありません。
ですが、株で儲けている人は共通して、自分ルールに従って株を売買しています。
桐谷さんの本には、今回紹介したこと以外に、「株の買い方」や「NISA」等についても書かれています。
ぜひ一度読んでみてください。
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